文責(長沼) 令和5年1月3日 

はじめに

  • クリニックを開業する際の重要なテーマの一つは「HSP・HSC(とても敏感な人たち)」であったが、もう一つが「カタカムナ」であった。
  • クリニックの開業前に、カタカムナ研究所を開催している吉野信子先生の一連の講習会を受講し、その意義に目覚め、その後、丸山寛修先生の一連の講習会でさらに深く学んだ。
  • クリニックの診察室や事務室の電磁波測定値が異常に高かったことや、HSP/HSC、慢性疲労症候群や電磁波・化学物質過敏症、アレルギー症などさまざまな過敏症の人たちが来るので、その対策に、丸山先生の開発したカタカムナ・グッズを使用し始めた。

カタカムナとは

  • カタカムナ文字は、1949年に楢崎皐月が六甲山で大地の電位を測定していた時に、平十字さんに出会い、先祖伝来のご神体の巻物を見せられ、書かれ文字がカタカムナ文字ではないかと直感して、それに書かれたカタカムナ詩詞(全80)を書き写したものである。
  • それは、縄文時代以前の4500~12000年前の文字だと推定されており、宇宙の成り立ちや時の流れの意味を解き明かしている。
  • カタカムナとは、「カタ=見えるもの(肉体や物質)、カム=見えないもの(エネルギー)、ナ=その2つが中心の核(ナ)で統合(+)するもの」、すなわち「見えるものと見えないもが核で統合するもの」と吉野先生は思念読みされた。
  • このカタカムナという「目に見えない生命エネルギーの循環する構造」が、すべての生命・物体・現象に見られる基本構造であり、「凝縮し飽和してゼロになり引き離される」「ゼロを突き破り真反対にひっくり返る」というトーラス構造を表している。

ゼロ・ポイント・フィールド仮説

  • これは、量子物理学でいう「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」、つまり、「この宇宙に普遍的に存在する量子真空の中にゼロ・ポイント・フィールドと呼ばれる場があり、この場に宇宙のすべての出来事のすべての情報が波動情報としてホログラム原理で記録されている」という仮説を思わす。
  • この「反対方向の渦が1点でつながり、全体としてもつながっているという構造」がもたらす効果は、乱れた波動が吸い込まれ調和の波動として吐き出される空間の浄化作用である。

すべてに意味がある

  • 「いったん消滅して再生すること」の意味を、吉野先生は次のように解説している。
  • 「すべてムダではなく、それを生かしていく道がある」「痛い経験も、それを経験する必要があった」「人間は困難を乗り越える時に一番充実している」「凝縮しないとエネルギーが生まれない」「立ち向かわなければならない壁や障害や不幸がなければ幸福を味わうことができない」「それがなければ問題を起こしたり引きこもったりする」「魂や心が磨かれるのは、喜びや悲しみの道中にある」。
  • 「すべてに意味がある」の言葉は、「善」だけを良しとする善悪二元論を打ち破り、「すべての存在を容認する力」「世界を一つにする力」「敵・味方を分ける必要のない平和をもたらす力」を持っている。
  • 「悪」と呼ばれる存在でさえも「自分を鍛え学ばせてくれる師である」と捉えることができ、「すべてを認めると生き方が変わる」のだったら「すべての現象を受け入れ楽しんでいけばいい」ということになる。
  • 実際、「ありがとう」と同様に、「そうなんだ」という言葉は、それを「認め・同意し・赦す」意味を含んでいて「魔法の言葉」として用いられている。

本音と建前と本心

  • 多くの人が「本音」(これだけは人に絶対言えない心にしまった秘密)と「建前」(自分に噓をついて、自分をごまかしての言動)で生きていて、「ほんとうは、なんとなく」感じている「本心」がその下に隠れている。
  • 隠れている「本当の自分」を開き現すには、「自分の心の扉は自分で開くこと」「やりたいこと・できることを書き出すこと」「安心・安全な人に打ち明けて応援してもらうこと」「目標を定め計画を立て一歩やり始めること」が必要である。
  • 外から与えられたものは誘因にすぎず、すべての原因は内側にある。目の前の現象は内側に隠された潜在意識によって作られ、そこにある思い・信念・覚悟が重力となり現象を引き寄せる。思いが強ければ強いほど現象を引き寄せる。

カタカムナ医学

  • カタカムナ医学は、量子物理学の理論に裏付けられたエネルギー医学である。
  • 現代医学は臓器や細胞の異常を治そうとするが、カタカムナ医学は臓器や細胞を作っている原子や素粒子に直接に働きかけて、薬など使わずに空間の性質を変えて治療する。
  • 丸山先生の主催したカタカムナ医学講座にて、以下のようなことを教えていただいた。
  • 目には見えないが確実に存在する高次元世界(95%)と目には見えるが幻想の存在である3次元世界(5%)は繋がっており、エネルギー(ダークエネルギー)や物質(ダークマター)の循環があって初めて存在がある。
  • 世界はすべて「ペア」で成り立っており、宇宙は見える部分と見えない世界の正と負がメビウス状に合わさっている。
  • 私たちの本質には、創造する神が内在されていて、それが私たちの意識そのもの。すべては意識なので死なないし、意識が全てを作っている。
  • 「皆が健康になりますように」と祈り、次にそのことを忘れて、カタカムナウタヒを謡うと、みなが健康になっている。
  • 正と負のふたつのカタカムナウタヒを合わせて使うとミスマルノタマができ、双方向性を作れ、治療効果が劇的に上る。
  • すでに越智恵子先生から伝授された「アマテラスのマントラ」やヴォイスヒーリング、や嶺輝子先生の「マントラを唱えての光の柱技法」を実践し効果を実感していた私は、ためらうことなくカタカムナウタヒの謡歌を治療に使わせてもらっている。

丸山語録

  • 「この世は何でもありで、正しいかどうかはわからない」「あるがままでよい」「好きなように生きたほうが面白い」「無心でやることが変革をもたらす」
  • 「努力しない」「自然体でいい」「あるがままがいい」「頑張ったらいけない」「頑張らないでいい」「ワクワクやラクラクがすべて」「興味のあるものは思いっきりやる」
  • 一番いけないのは、「must」(ねばならない)を作ること